このたび、前社長の清水通男より、代表取締役社長という重責をバトンタッチされました。
創業から40年の長きにわたり「システム技研株式会社」を率いてこられたご努力とご苦労を、隣でご一緒できたことは幸運であったと感謝しています。責務の重さを感じつつも、そのバトンを次へ、またその次へと繫いでいけることに、新たな継続と成長へ向けた楽しみを感じています。
会社は「法人」ともいいますが、今の当社の成長段階を人と比べて表現するならば、新人の頃を過ぎ中堅として期待をされる段階にきていると思います。
「グレイナーの5段階企業成長モデル」(企業は5つの発展段階を経て成長し、その成長過程で発生する危機を乗り越えることで、次の段階へと成長していく)というものがありますが、当社の成長段階は2から3段階目にあるのではないかと考えています。
新型コロナウィルスとの共存を模索する難しい局面ではありますが、中堅としての期待に応えるチャンスと考えています。今だからこそ絶好の投資タイミングと捉え、積極的に変化へ対応をしていくことで、さらなる成長と発展を目指したいと思います。
新人として積み重ねてきた実直さはそのままに、中堅としての変化への対応力を身につけ、新たな継続と成長へつなげていきたいと考えています。
「お客様の満足と、社員一人ひとりの幸福を考える企業」「良い仕事を行うことが社会貢献の基盤」との前社長の思いを引き継ぐとともに、さらなる成長を目指していきたいと思います。
2021年 6月吉日
システム技研株式会社
代表取締役社長 北浦 弘之